Monthly Archives: 1月 2017

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沖縄、染織の旅

着物リフォームの連載のお仕事でご一緒している手縫い作家の高橋恵美子先生一行と沖縄に来ています。

先生の長年のお友達でもある紅型作家十六代の城間栄市さんの取材にお伴しました。


十数年前、まだわたしがやっと着物を着られるようになった頃、着付け教室の染織ツアーで訪れたことがありましたが、今回はもっと深いお話が伺えて、勉強になりました。戦後、荒れ果てた沖縄の地で、紅型を復興された十四代栄喜さんのお話を聞くと、涙が出ます。その思いを永順さんが受け継ぎ、そして栄市さんへ。


沖縄の強い光にはやはり沖縄の織物が映えます。この日は琉球絣と首里の花織の帯で。沖縄では着物を着る人が少ないということで、職人さんたちに喜んでいただけました。


恵美子先生は城間永順さん作の紅型の袋帯。古典柄をモダンにアレンジしたデザインがとても素敵です。


工房のお庭には小さな池があり、鯉が気持ちよさそうに泳ぎ、睡蓮の花が木漏れ日に美しく映えていました。


城間栄喜さんの作品。


翌日は首里織のルバース・ミヤヒラ・吟子さんの工房を訪れました。首里織の糸の染色から、糸巻き、糸の成形…工程を説明していただき、失敗の許されない緻密な作業に圧倒されました。


首里花倉織という、花織と絽織を組み合わせた繊細な織物。高い技術が必要です。かつては琉球王家の方達しか身につけることはできませんでした。


こちらはコチニールで染めた糸を成形している工程です。一色に見えて、実はサーモンピンクと紫がかったピンクの2色の糸を混ぜてニュアンスを出しているそうです。


28日が旧正月の元旦に当たるということで、お正月にいただくお餅のお菓子をいただきました。ほのかな甘みともっちりとした食感が、素朴で美味しくいただきました。


取材後、世界遺産の首里城へ。漆の赤が青空に映えて、美しい景観です。


門番の方と記念写真。今日は久米島紬の着物です。昔は、絣の大きさが大きいほど高貴な方しか身につけることができなかったそうです。


夕食は「糸ぐるま」という宮廷料理のお店で、初めてどぅるわかしーというお芋の料理をいただきました。昆布いりちー、どちらも美味しすぎて食べ過ぎました!もちろん、泡盛もたくさんいただき、盛り上がりました!

早春のミニ茶会

夏のミニ茶会が好評でしたので、1月には初めての茶会を開きました。

お客様は限定10名。本当に小さなお茶会です。


お塾はほととぎす、お花は白梅。この季節ならではの組み合わせ。

お点前は盆手前といって、お盆の中にお道具が入っています。青磁の瓶掛との組み合わせ。

床脇には、旅にお茶道具を持って歩く籠と一式。夫婦茶碗が愛らしい。


記念写真。早春らしいお着物姿が揃いました。


もう一席は酒席。ぬる燗とおつまみで話が弾みました。そちらの席は椿を一輪。竹の花入れとよく合って、わたしのお気に入りです。


おまけの一枚は、帰り際に、あまりにもスタイリッシュな龍さんと角さんのツーショットを頂きました。

皆様、お寒い中お越しいただきありがとうございました。まさに大人の粋な遊びの茶会となりました。